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鳥取の注文住宅で取り入れたい駐車場とは?
鳥取は車が必要となるエリアが多い県。注文住宅を建てる場合には駐車場スペースを考えておくことが大切です。
注文住宅建築時の駐車場の決め方とは?
駐車に必要なスペース・駐車幅を決める
普通乗用車のサイズが幅1.7m、長さ4.7mほど。駐車した後には、車のドアを開けて降りたりする必要があります。また、普通乗用車の駐車場に最低限必要な広さを算出するには、車のサイズに「幅0.8m×長さ1.3m」を加算して算出できることが分かります。
駐車ますの大きさは、国土交通省によると軽乗用車の場合長さ3.6m、幅員2.0mとされています。
前面道路幅が4m以下で狭い状態になっている場合や車庫入れ・運転が苦手な場合などの場合には、必要な広さに追加してゆとりを持たせた駐車場を設計することが重要です。
注文住宅だからこそできる駐車場のデザイン
駐車場は車の大きさだけでなく、屋根の有無やカーポートの種類によって異なります。マイホームの顔ともいえる駐車スペースのデザインを3つ紹介します。
オープンタイプの駐車場
屋根や柱を設けない駐車場のことを指し、建ぺい率をはじめとした規制の対象にならないので広さの設定は自由にできます。柱がある場合には位置によっては車のドアが閉めにくくなってしまうこともありますが、オープンタイプであればその心配もありません。
ゲートや門柱がないので開放感を感じられる作りとなっていますが、防犯面や紫外線から車を守るという面ではこの点がデメリットになる可能性も有ります。
カーポートタイプの駐車場
カーポートタイプの駐車場は屋根と柱を設置したシンプルな造りの車庫を指します。屋根があることで車を雨や霧・紫外線などから守ることができます。車の乗り降りをする時に雨が降っていた場合も濡れずに済みます。カーボートタイプは大きな基礎で作り上げていくため、外構デザインに影響したり柱の位置によって車のドアが開け閉めにくくなってしまうこともあります。排水管や排水桝を駐車場に設置する場合もあるので、家づくりと並行して早い段階から考えるようにしましょう。
片側支持タイプや両側支持タイプなどの複数の種類があり、柱の本数や位置によって見た目や特徴も少し異なります。
ガレージタイプの駐車場
建物に車全体を入れられる駐車場のことを指し、建物の一部に設けたり、ガレージだけ個別に作ったりする場合もあります。車全体を入れることになるため、車のサイズに合わせて作っていくことになります。
建物の一部に作る場合には車の乗降や車庫までの移動がしやすくなります。
駐車場のプランは、家を建てる前から考えておこう
家を建てる際にはエクステリア部分を後回しにしてしまいがちです。駐車場のことを考えずに建ててしまうと「車のサイズが駐車場に合ってなかった」「もう少し広ければあと1台駐車できたかもしれない」といった、後悔の残る結果になってしまったりする場合もあります。所有している台数や車種・前面道路の幅・希望の駐車場の種類によっても必要な広さが異なります。駐車場のプランは家を建てる前から考えておくことが大切です。