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鳥取の住みやすさはどう?
鳥取県の住みやすさについて
鳥取県は本州南部、日本海に面した、山陰地方に属する県です。位置的には岡山県の北で兵庫県と接しており、鳥取県が東、島根県は西に位置します。
鳥取県の県庁所在地である鳥取市は江戸時代初期頃から城下町として発展してきたエリアであり、2005年には山陰地方で初めて特例市に指定されています。気候で見ると年間平均気温はやや低めで、春から秋にかけては天気に恵まれやすくなっています。なお、日本でも南のほうにあるエリアではありますが、冬は全体的に多く雪が降る地域でもあります。
鳥取県の魅力と言えば、自然が豊かであることでしょう。日本最大の砂丘地である鳥取砂丘は有名ですが、それ以外にも多くの自然が残っており、田舎暮らしを求める人たちの間で人気があります。さらに、鳥取市で言えば「幅広い世代を応援する施策が充実している」「移住者支援制度の充実度」、「定住促進の広報活動」、「日常生活」、「災害リスク」といった、他地域から移住をしようと考える人たちにとって気になるポイントでの評価が非常に高く、鳥取市が「日本の住みたい田舎ベストランキング」において1位に輝くなど、非常に注目を集めています。県民性も穏やかで接しやすく、移住者へのアフターケアも整っていることから、これから田舎暮らしを始めようという人にとっては、見逃せないポイントが数多くあると言えるでしょう。
鳥取の治安について
鳥取県は日本で最も人口が少ない県であり、近隣住民同士がある程度顔見知りというケースが非常に多くあります。必然的に目が行き届いているような状況が作られており、犯罪件数も非常に少ないことから、治安に関しては比較的良好と言えるでしょう。ただ、夜中にコンビニなどでたむろしている若者がいるエリアもあるので、特に自分が住むエリアの夜間の治安状況については、自分の目で確かめるなど、あらかじめチェックしておいたほうがいいかもしれません。
鳥取の治安に関する口コミ
- 夜になると飲食店をはじめほとんどの店舗は閉まっており、外を出歩いている人もあまり見かけません。その点で、治安はいいと思います。ただ、車社会で交通事故が起きているところに遭遇することもあるので、交通事故には注意した方がいいかもしれません。(米子市)
- 県内では人口の多い鳥取市ですが、夜間の人出はあまり多くありません。鳥取駅を中心とした繁華街も、比較的落ち着いた雰囲気です。治安はいいので、人気がなくても出歩くのに不安を感じるところはありません。(鳥取市)
- 自然がいっぱいの町で、山がたくさんあります。車で20分ぐらいのところに海があり、アウトドアを楽しむにはぴったりの場所だと思います。治安の面では安心できますが、交通の便があまりよくないため、車は必須になってきます。(倉吉市)
- 米子市は県内における商業都市になりますが、重大事故や凶悪事件などはあまり起きていません。事件が少ないことから、警察は交通整理のほうに力を入れている印象があります。(米子市)
鳥取のお出かけスポット
鳥取でまず外せない観光地といえば、やっぱり鳥取砂丘。雄大な砂丘は見応え抜群ですし、砂丘以外にも美術館があるので1日楽しめます。
また、ショッピングスポットなども充実しています。境港市にある境港水産物直売センターは日本有数の水揚げ量を誇る漁港にあるので、バラエティーに富んだ魚介類が楽しめるでしょう。他にも妖怪漫画で有名な水木しげる先生にちなんだ「水木しげるロード」では、数多くの個性豊かな妖怪が出迎えてくれます。
鳥取のお出かけスポットに関する口コミ
- 鳥取砂丘は青い海、青い空、その中に沈んでいく夕日と、すべてがとても美しく、感動的な光景が楽しめました。夏場だと昼間は暑くて歩くのは大変だと思いますが、涼しい季節や時間帯であれば、ゆっくりと楽しめそうです。(鳥取砂丘オアシス広場)
- 到着したのが夕暮れ時で、昼間の感じとライトアップの両方を楽しめました。妖怪の像がたくさんあって、見ているだけで楽しい気持ちになれました。愛らしい妖怪などもいるので、家族連れでも楽しめそうです。(水木しげるロード)
- 「ゲゲゲの鬼太郎」のファンで、ずっと訪ねてみたくて、念願叶って訪問できました。記念館はもとより、境港駅からすでに雰囲気は抜群。記念館まで歩いていきましたが、道中にはお店がたくさんあったので、買い物も楽しめました。(水木しげる記念館)
- 地物の魚を狙って寄ってみたところ、これが大正解! 買ったお魚はどれもおいしいものばかりで、とても満足できました。地元の人はこんなおいしいお魚を毎日食べられるのがうらやましいくらいです。(境港水産物直売センター)
鳥取の交通
鳥取県の主要駅は鳥取駅で、JR因美線とJR山陰本線が通っています。鳥取市内であればコミュニティバスが走っており、高速道路や空港もあるので、他地域との行き来も比較的容易です。ただ、基本的には車社会であり、車がないと移動に不便を感じることがあるかもしれません。なお、冬場になると大雪が降ることがあり、交通規制が行われることも珍しくありません。特に冬場の交通事情には注意が必要です。
鳥取の交通に関する口コミ
- 車社会なので、大きな駐車場が完備されているお店がたくさんあります。また、駐車料金を取らないところが多いので、アクセスしやすくなっています。コインパーキングも駅前12時間400円という価格が一般的なので、比較的車では動きやすい環境が整っていると言えそうです。
- 東部は無料の鳥取自動車道があり、西部は米子自動車道や山陰自動車道があるので、車での交通の利便性は良いです。買い物も、駐車場があるお店が多いので便利です。
- 山陰線、兵庫県行きは一時間に一本のペースしかありません。最終電車が22時台なので、乗り過ごしたら不便です。また、鉄道はほとんどの駅が無人になっています。
- 人口が少ないため、買い物をする場所に関しては駐車場はほとんど無料になっています。駅周辺の繁華街には有料駐車場がありますが、都会に比べると料金はかなり安くなっています。渋滞はほとんどないですが、自己には注意したほうがよさそうです。
鳥取の子育て
鳥取県は「子育て王国とっとり」を標榜しており、子育てに関しては特に力を入れている自治体です。主な子育て支援だけでも、出産育児一時金や育児休業給付金のほか、社会保険料免除、児童手当があります。さらに保育料軽減など金銭的な支援が手厚くなっているのも嬉しいポイントでしょう。また、妊婦の訪問指導や保健指導、時短労働の推奨など、子育てをする両親に対する支援体制も非常に整っています。子育てをするご家族にはおすすめの自治体だと言えそうです。
鳥取の子育てに関する口コミ
- 自然が多いので、健康的に子育てをしたいという方にはおすすめです。また、昔ながらの個人商店や飲食店がたくさんあって、地元の人たちとのつながりも強く、何かあったときに相談できるのはありがたいと思いました。こうした人間関係を構築できるところも魅力だと思います。
- 鳥取県は子育てに対して力を入れていることから、大小さまざまな支援してくれ、ありがたいと感じます。たとえば、県が発行する「とりっこカード」を提示すると、飲食店でサービスが受けられる、という仕組みがあるので、有効活用していけます。
- 「子育て王国」とうたっているだけあって、施設等の環境はいいと思います。田舎なので治安も比較的良いですし、地域の人が積極的に子育てに参加している感じがあります。